昔の方が優れていたリサイクル

物を大切に扱い、なるべく捨てない

リサイクル活動というとどうしても捨てるゴミに目が行きがちですが、江戸時代はなるべくゴミを出さないようにする社会が出来上がっていました。例えば着る物は穴が開いても当て布をしたりしてなるべく長く使うようにしていましたし、どうしても使えなくなったら古着屋に持って行ってリサイクルを行っていました。また鍋なども穴が空いたら鋳物屋に持って行って修理して使っていました。

このようにリサイクルにはなるべくゴミを出さない、ゴミにしないという事も大事な事なのです。現代でも電車に忘れた傘を鉄道会社は捨てるのではなく、途上国に寄付をしたりしています。リサイクル活動を行う時にはこうした自分は不要だけど世界のどこかでは必要としている人がいるかもしれない物は沢山あります。そうした必要とする人に支援する事もリサイクルの一つの形です。

究極のリサイクルと微生物の有用性

最後はチョット雑学的なお話になりますが、究極のリサイクルと言ってもいい人間の排泄物のリサイクルのお話です。排泄物から作られる有機肥料、簡単に言ってしまえば肥溜めです。イメージでは肥溜めに排泄物を貯めておけば勝手に肥料になると思われている方が多いですが、それは間違いです。放っておけば悪臭と疫病の原因になってしまうのです。

人間の排泄物を肥料に変えるには微生物の活動を利用して有益な肥料に化学変化をさせないといけないのです。現代のリサイクルでも微生物は大活躍しています。まだ研究段階ですが、プラスチックを分解する微生物も研究されています。この研究が成功すれば現代の最大のごみ問題であるプラスチックゴミのリサイクルが一気に進みますので、期待されている分野です。